Thunderbird で Gmail を使う

Thunderbird は、Google の Gmail サービスをシームレスに利用できるようセットアップできます。メッセージは、Thunderbird に保存されたローカルのものと Gmail のウェブメールとの間で同期されます。

新しい Gmail アカウントは、Thunderbird 31 およびそれ以前のバージョンでは、Google の認証機能に対応していないため使用できません (技術的な詳細は、bug 849540 をご覧ください)。新しい Gmail アカウントを設定する場合は、Thunderbird 38 以降を使用 してください。

Gmail アカウントの設定

Thunderbird で Gmail を利用するための設定として、始めに Gmail アカウントで IMAP を有効にします。 その手順は Gmail ヘルプの記事 をご覧ください (新しい Gmail アカウントでは IMAP が既定で有効になっています)。

"安全性の低いアプリのアクセス" が有効になっていることを確認してください。ヘルプが必要な場合、"安全性の低いアプリ" についての Google の記事 をご覧ください。

次に、ファイル メニューの 新規作成 から 既存のメールアカウント... を選択します。"メールアカウント設定" のダイアログボックスが開きます。アカウント情報 (お名前、メールアドレス、パスワード) を入力すると、Thunderbird が Gmail への接続設定を自動的に行います。完了 ボタンをクリックし、Google アカウントにログインしたら完了です。これで、既存のメッセージがダウンロードされ、Gmail を使う準備ができました。

さらに詳しい情報は、以下を参照してください:

Gmail 特有の動作

メッセージの保管

Gmail の動作との一貫性を保つため、Thunderbird のアーカイブ操作は、メッセージを「すべてのメール」フォルダーに保存します。他のアカウントのように「アーカイブ」フォルダーには保存しません (メッセージの保管 を参照してください)。

Gmail Archive settings

Gmail アカウントでは、Gmail でアーカイブのオプションが設定されるため、Thunderbird の アーカイブオプション ボタンが無効になるので注意してください。

フォルダーの購読とメッセージの同期

Gmail のラベルと Thunderbird のフォルダーについて理解する

Gmail は、IMAP の特別な実装を使用しています。この実装では、Gmail のラベルが Thunderbird のフォルダーになります。Gmail でメッセージにラベルを適用すると、Thunderbird でラベルと同じ名前のフォルダーが作成され、そのフォルダーにメッセージが保存されます。同様に、Thunderbird でメッセージをあるフォルダーへ移動すると、Gmail でそのフォルダーと同じ名前のラベルが作成され、メッセージにそのラベルが割り当てられます。

以下に示す例では、"[Gmail]" フォルダー ("g+", "Personal", "Receipts", "Travel" および "Work") と同じ階層のフォルダーが Gmail のラベルに相当します。

default gmail folders

"[Gmail]" フォルダーには、以下の特別なサブフォルダーも置かれます:

  • 全てのメール: Gmail アカウントで送受信したメッセージ、アーカイブしたメッセージなど、すべてのメールが含まれます。受信トレイに表示されるメッセージも [Gmail]/全てのメール フォルダーに表示されます。
  • 下書き: 下書きメッセージが含まれます。
  • 送信済みメール: 送信したメッセージが含まれます。
  • 迷惑メール: 迷惑メールマークが (Gmail または Thunderbird によって) 付けられたメッセージが含まれます。
  • スター付き: スターマークが (Gmail または Thunderbird によって) 付けられたメッセージが含まれます。
  • ゴミ箱: 削除したメッセージが含まれます。
  • 重要: Gmail が "重要" フラグを付けたメッセージが含まれます。(Gmail のこの機能については、Gmail ヘルプの 優先トレイ を参照してください。)

メッセージには複数のラベル (「個人」「旅行」「すべてのメール」「スター」など) を付けられます。この場合、複数のラベルを付けられたメッセージの単体コピーがダウンロードされますが、ラベルに相当するすべての Thunderbird のフォルダーに表示されます (各フォルダーに複製されるわけではありません)。

フォルダー (ラベル) を購読または購読解除する

Thunderbird に Gmail のどのフォルダーを表示するかを設定することができます。既定では、上記のようにすべての Gmail フォルダーが表示されます。表示するフォルダーを設定するには、アカウント名を右クリックし、購読... を選択します。

subscribe gmail folders

Thunderbird に表示したくないフォルダーのチェックを外してください。メッセージは「すべてのメール」フォルダーにダウンロードされ、そこから読むことができ、検索結果にも表示されます。しかし、Gmail のラベル (Thunderbird のフォルダ) は表示されなくなります。


フォルダー (ラベル) を同期する

Gmail のすべてのラベルとメッセージを Thunderbird に表示したいが、すべてのメッセージがダウンロードされることを避けたいときは、Thunderbird の同期設定を変更してください。この設定は、メッセージをダウンロードして同期するフォルダーを設定できます。フォルダーを同期しない場合、Thunderbird にはメッセージヘッダーのみが表示され、メッセージ本文はそのメッセージヘッダーをクリックした時にのみダウンローされます。

メッセージのダウンロード方法を変更するには、アカウントの各フォルダーの同期オプションを設定します。 (ツール > アカウント設定...編集 > アカウント設定...) 詳しい情報は、IMAP による同期 をご覧ください。


有用なアドオン

  • Thunderbird と Gmail との間でアドレス帳を同期したい場合は、Google Contacts または gContactSync のアドオンをお試しください。
  • Lightning と Google カレンダーとの間でカレンダーを同期したい場合は、Lightning で Google カレンダーを使用する をご覧ください。
  • Flat Folder Tree は、他のフォルダーと同じ階層で [Gmail] IMAP フォルダーのすべてのサブフォルダーを表示するのに役立ちます。
  • Gmail Buttons は、メッセージをごみ箱や迷惑メールフォルダーへ簡単に移動できるようにします。ベータ版では各メッセージのすべての Gmail ラベルを表示します。


参照

// この記事の貢献者: marsf, dskmori, yassan138, kenyamaあなたも手助けしませんか?- 貢献するにはこちらから

この記事は役に立ちましたか? しばらくお待ちください...

Mozilla サポートのボランティアに参加する