Thunderbird で Gmail を使う

Thunderbird Thunderbird 最終更新日時: 03/27/2024 59% のユーザーがこの記事が役立だったと投票しています

Thunderbird は、Google の Gmail サービスをシームレスに利用できるようセットアップできます。メッセージは、Thunderbird に保存されたローカルのものと Gmail のウェブメールとの間で同期されます。

2022 年 5 月 30 日現在、Google は 安全性の低いアプリケーション による Gmail アカウントへのアクセスを許可していない ため、OAuth が必要です。Google が提供する「アプリ パスワード」を使っている場合、Thunderbird バージョン 91.8.0 以降では この変換が行われます。さらに、Gmail アカウントは Thunderbird 31 以前では動作しません。これは、Google の OAuth をサポートしていないためです (bug 849540 で実装)。

Gmail アカウントの設定

Thunderbird で Gmail を利用するための設定として、始めに Gmail アカウントで IMAP が有効になっているか確認します (新しい Gmail アカウントでは既定で有効です)。その手順は Gmail ヘルプの記事 をご覧ください。

「安全性の低いアプリのアクセス」が有効になっていることを確認してください。ヘルプが必要な場合、「安全性の低いアプリ」についての Google の記事 をご覧ください。

次に、ファイル メニューの 新規作成 から 既存のメールアカウント… を選択します。メールアカウント設定 のダイアログボックスが開きます。アカウント情報 (お名前、メールアドレス、パスワード) を入力すると、Thunderbird が Gmail への接続設定を自動的に行います。完了 ボタンをクリックし、Google アカウントにログインします。これで、既存のメッセージがダウンロードされ始めます。

さらに詳しい情報は、以下を参照してください:

Gmail 特有の動作

メッセージの保管

Gmail の動作との一貫性を保つため、Thunderbird のアーカイブ操作は、メッセージを すべてのメール フォルダーに保存します。他のアカウントのように アーカイブ フォルダーには保存しません (メッセージの保管 を参照してください)。

Gmail-Archive-settings-ja
Gmail アカウントでは、Gmail でアーカイブのオプションが設定されるため、Thunderbird の アーカイブオプション ボタンが無効になります。

フォルダーの購読とメッセージの同期

Gmail のラベルと Thunderbird のフォルダーについて理解する

Gmail は、IMAP の特別な実装を使用しています。この実装では、Gmail のラベルが Thunderbird のフォルダーになります。Gmail でメッセージにラベルを適用すると、Thunderbird でラベルと同じ名前のフォルダーが作成され、そのフォルダーにメッセージが保存されます。同様に、Thunderbird でメッセージをあるフォルダーへ移動すると、Gmail でそのフォルダーと同じ名前のラベルが作成され、メッセージにそのラベルが割り当てられます。

メッセージを別のフォルダーにコピーしても Gmail には 1 つのメッセージしか保存されませんが、両方のフォルダー名がラベルとして適用されます。メッセージのコピーをゴミ箱に移動すると、すべてのラベルが削除され、他のフォルダーには表示されなくなります。

以下に示す例では、[Gmail] フォルダーと同じ階層のフォルダー (Notes および アーカイブ) が Gmail のラベルに相当します。

default-gmail-folders-ja

[Gmail] フォルダーには、以下の特別なサブフォルダーも置かれます:

  • すべてのメール: Gmail アカウントで送受信したメッセージ、アーカイブしたメッセージなど、すべてのメールが含まれます。受信トレイに表示されるメッセージも [Gmail]/すべてのメール フォルダーに表示されます。
  • 下書き: 下書きメッセージが含まれます。
  • 送信済みメール: 送信したメッセージが含まれます。
  • 迷惑メール: 迷惑メールマークが (Gmail または Thunderbird によって) 付けられたメッセージが含まれます。
  • スター付き: スターマークが (Gmail または Thunderbird によって) 付けられたメッセージが含まれます。
  • ゴミ箱: 削除したメッセージが含まれます。
  • 重要: Gmail が「重要」フラグを付けたメッセージが含まれます。(Gmail のこの機能については、Gmail ヘルプの 優先トレイ を参照してください。)

フォルダー (ラベル) を購読または購読解除する

Thunderbird に Gmail のどのフォルダーを表示するかを設定することができます。既定では、上記のようにすべての Gmail フォルダーが表示されます。表示するフォルダーを設定するには、アカウント名を右クリックし、購読… を選択します。

subscribe-gmail-folders-ja

Thunderbird に表示したくないフォルダーのチェックを外してください。メッセージは すべてのメール フォルダーにダウンロードされ、そこから読むことができ、検索結果にも表示されます。しかし、Gmail のラベル (Thunderbird のフォルダー) は表示されなくなります。

フォルダー (ラベル) を同期する

Gmail のすべてのラベルとメッセージを Thunderbird に表示したいが、すべてのメッセージがダウンロードされることを避けたいときは、Thunderbird の同期設定を変更してください。この設定は、メッセージをダウンロードして同期するフォルダーを設定できます。フォルダーを同期しない場合、Thunderbird にはメッセージヘッダーのみが表示され、メッセージ本文はそのメッセージヘッダーをクリックした時にのみダウンロードされます。

メッセージのダウンロード方法を変更するには、アカウントの各フォルダーの同期オプションを設定します。 (ツール > {menuアカウント設定…}編集 > {menuアカウント設定…}) 詳しい情報は、IMAP による同期 をご覧ください。

Thunderbird のメッセージリストがウェブ版のインターフェイスと異なる

受信トレイに表示されないはずのメッセージが表示されている場合、または表示されるべきメッセージが表示されていない場合、Gmail の 受信トレイ 設定ページの フィルタが適用されたメール の設定を切り替える必要があります。

全般 設定ページの スレッド表示 から、Thunderbird の設定 に合わせて Gmail のインターフェイスで会話ごとにメッセージをグループ化するかどうかを変更することもできます。

Gmail の設定を変更する のサポート記事をご覧ください。

Gmail アカウントを更新して OAuth を使用する

Thunderbird は 通常、Gmail アカウントの OAuth を自動的に設定または更新します。何か問題が発生した場合は、以下のヒントを参考にして手動で確認できます。さまざまな OAuth エラーの解決方法と詳細については、Google メールアカウントの OAuth 2.0 認証への自動変換 の記事をご覧ください。

以下は、POP および IMAP の両方のメールアカウントに適用されます。

  • Thunderbird で Cookie を有効にする:
    1. メニューボタン Fx89menuButton をクリックして 設定 をクリックすると、新しいタブが開きます。
    2. プライバシーとセキュリティ を選択します。
    3. ウェブコンテンツ にある、サイトから送られてきた Cookie を保存する チェックボックスをオンにします。
  • 例外を設定する必要があるかもしれません:
    1. 例外… ボタンをクリックします。
    2. https://accounts.google.com を例外に追加します。
    3. 許可 をクリックします。
    4. 変更を保存 をクリックします。
  • アカウント設定 で認証方法を変更する:
    1. メニューボタン Fx89menuButton (または メニューバー にある ツール編集) をクリックし、アカウント設定 を選択すると、新しいタブが開きます。
    • 送信 SMTP 認証方式の変更:
      1. 左側のペインで pop/imap アカウント名を選択し、右下にある 送信サーバー (SMTP) を確認します。
      2. SMTP サーバーを編集… ボタンをクリックします。
      3. 認証方式OAuth2 に設定します。
      4. OK ボタンをクリックします。
    • 受信認証方式の変更:
      1. 左側のペインで、Gmail アカウントの サーバー設定 を選択します。
      2. 認証方式OAuth2 に設定します。

Thunderbird を終了し、バックグラウンドプロセスが完了するまでしばらく待ちます。その後、Thunderbird を起動してください。

Gmail では、Gmail のメールアドレスと通常のパスワード (Gmail アカウントにアクセスするときに使用するパスワードと同じ) を入力するように求められます。Thunderbird がサーバーにアクセスできるよう、指示に従ってください。

OAuth トークンは Thunderbird のパスワードと同じ場所に保存されます。

有用なアドオン

  • Google-4-TbSync は、Google contacts との間で連絡先グループを同期します。
  • Thunderbird Calendar と Google カレンダーとの間でカレンダーを同期したい場合は、Lightning で Google カレンダーを使用する をご覧ください。
  • GTrash は、Google の推奨削除設定を使用する際に、メールの削除をより便利にします。

参照

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