Thunderbird にはメッセージを保管する機能があります。この機能は、メッセージを現在のフォルダーから専用のアーカイブフォルダーへ移動します。これにより、受信トレイや他のフォルダーを整理しやすくなります。アーカイブは、あなたのアカウントのメールボックス (IMAP アカウントの場合はメールサーバー上を含む) か、ローカルフォルダーに置くことができます。ローカルフォルダーを使用すると、メールサーバーの容量制限に達するのを防ぐのに役立ちます。保管されたメッセージは、引き続き Thunderbird の検索機能によって索引が付けられます。
メッセージをアーカイブフォルダーへ移動するには?
メッセージの保管は手動でのみ行え、自動では行えません。1 件以上のメッセージを保管するには、対象のメッセージを選択して ボタンをクリックするか、キーボードショートカット の A キーを押します。一度に 2,000 件以上のメッセージを選択しないようにしてください。
保管機能を設定するには?
保管場所の設定
メッセージの保管場所はメールアカウントごとに設定できます。Thunderbird メニューボタン をクリックし、 を選択します。アカウントペインで、左パネルの目的のメールアカウントの下にある 送信控えと特別なフォルダー をクリックします。メッセージの保管 セクションで、アーカイブの保存先 の設定を使用して、アーカイブの場所 (アカウントのメールボックス内かローカルフォルダー内) を設定するか、この機能を完全に無効にします。
アーカイブフォルダーの構成の設定
メッセージの保管 セクションにある ボタンをクリックすると、アーカイブフォルダーの構成を定義できます。すべての保管メッセージを単一のフォルダーにまとめるか、年ごとまたは月ごとのサブフォルダーに分類するかを選択できます。また、メッセージを保管する際に元のフォルダー構造を維持することも可能です。
一つのアカウントで複数の差出人情報を使用する
一つのメールアカウントに追加の 差出人情報 をセットアップしている場合、アーカイブの場所やフォルダー構造は、差出人情報ごとに別々に設定できます。