安全な接続ができませんでした
リビジョン情報
- リビジョン ID: 305337
- 作成日:
- 作成者: mokich1one
- コメント: Update. Didn't update ja images.
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リビジョンのソース
リビジョンの内容
訪れたウェブサイトがユーザーのコンピューターとウェブサイトの間で安全な (HTTPS) 接続を確立しようとする時、この接続について、ウェブサイトの証明書 と接続方式が本当に安全かどうかを Firefox が照合します。Firefox が安全な接続を確立できない場合、次のような状況に応じてエラーメッセージが表示されます:
- Firefox がサイトのセキュリティ証明書を検証できない
- ユーザーのコンピューターやネットワーク上の何かによって、安全な接続がブロック、または、置き換えられている
- ウェブサイト自体に問題がある
この記事では、安全な接続やセキュリティに関する警告・エラーページが表示される理由を解説します。
安全な接続ができませんでした
安全な接続ができませんでした というエラーページには、エラーの説明、接続を
するボタンが含まれています。この種類のエラーを回避するためのセキュリティ例外設定はできません。このエラーページには、次の情報も含まれています:
- 受信したデータの真正性を検証できなかったため、このページは表示できませんでした。
- この問題をウェブサイトの管理者に連絡してください。
サポートされない TLS バージョン
一部のウェブサイトは、古い (安全でない) Transport Layer Security (TLS) を接続の安全を確保するのに使用します。Firefox は、このような接続に問題があるサイトへの移動を妨げ、ユーザーを保護します。この問題に遭遇した場合は、そのウェブサイトの所有者に問い合わせ、サイトで使用されている TLS のバージョンを現行の安全なバージョンに更新するように要求してください。
既定デフォルト で許可される TLS の最低バージョンは TLS 1.2 です。TLS バージョン 1.2 をサポートしないウェブサイトは、エラーコード: SSL_ERROR_UNSUPPORTED_VERSION の 安全な接続ができませんでした とエラーが表示され、このウェブサイトは Firefox の最低サポートバージョンの TLS 1.2プロトコルをサポートしていない可能性があります。TLS 1.0 と TLS 1.1 を有効にすると、接続できる場合があります。 といったメッセージが表示されます。詳しい情報は、この Mozilla のブログ投稿 と Transport Layer Security (MDN Web Docs) をご覧ください。
接続中止: 潜在的なセキュリティ問題
特定の安全な接続に失敗すると、接続中止: 潜在的なセキュリティ問題 というエラーページが表示されます。
このエラーページには、潜在的なセキュリティ脅威についての説明、エラーコードと技術情報を表示する
ボタンが含まれています。ウェブサイトを閲覧するためのセキュリティ除外設定はできません。HTTP Strict Transport Security (HSTS) を必要とし、安全でない接続によるアクセスを許可しないウェブサイトもあります。
警告: 潜在的なセキュリティリスクあり
Firefox は、サイトが正規のものであることと、サイトとの接続が 暗号化 されていることを確認するために、ウェブサイトのセキュリティー証明書を検証します。証明書の検証に失敗すると、Firefox は接続を中止し、警告: 潜在的なセキュリティリスクあり というページが表示されます。
潜在的なセキュリティリスク警告のエラーコードについて や 安全なウェブサイトでのセキュリティエラーコードの問題を解決するには の記事をご覧ください。
ボタンをクリックすると、エラーコードとエラーに関する情報が表示されます。エラーの種類によっては、警告を無視してサイトに移動できます。詳しい情報は、このエラーは、安全な接続に既定デフォルト で割り込むセキュリティソフトやネットワーク用ツールが原因の場合もあります。
考えられる解決策
- アンチウイルスソフトなどのソフトウェアが暗号化された通信をスキャンすることで発生する問題は、ご使用のアンチウイルスソフトを更新するか、その 設定を変更 することで、解決できる可能性があります。Windows では、サードパーティ製セキュリティソフトウェアをアンインストールして、Windows OS に搭載されているウイルス対策ソフトウェアの Windows セキュリティ Microsoft Defender が使用できます。
- コンピューターの日付が正しく設定されていない場合、ウェブサイトのセキュリティ証明書が期限切れまたは不正であると Firefox が検知してしまう原因になります。コンピューターに正確な日付、時間、タイムゾーンが設定されていることを確認してください。より詳細な情報は、安全なウェブサイトで時刻に関係したエラーのトラブルシューティング方法 をご覧ください。
- ウェブサイトがダウンしていないかを確認してください(リンク切れ、サービス終了、サイトのメンテナンスなど)。ウェブサイトを Firefox で表示できない場合、サイト側の問題かもしれません。
- 別のブラウザでサイトを開けるか試してください。別のブラウザを使っても表示できない場合、サイト側で問題が発生していると考えられます。
キャッシュされた証明書を削除してください。Firefox が期限切れの・信頼されていない証明書を保存している場合、これらを削除することで、エラーが解決するかもしれません。画面上部のメニューバーで をクリックし、 または を選択します。項目名は macOS のバージョンに依存します。メニューボタン をクリックし、 を選択します。
パネルの 証明書 セクションにある ボタンをクリックします。信頼されていない・期限切れの証明書を選択して、 ボタンをクリックします。