注記: この記事は、Firefox バージョン 55 以前のFirefox の オプション設定環境設定設定
内の 詳細 パネルについて書かれています。現在の Firefox のバージョンの オプション設定環境設定設定
パネルは、再構成 されています。
この記事では、Firefox のオプション設定環境設定 ページにおける、詳細 パネル内のすべてのオプション設定 について説明します。詳細パネルには、あまり使用されないオプション設定 が含まれます。ここでは、プロキシの設定やその他の様々な特定のユーザーにのみ必要な詳細な設定を行います。
目次
一般タブ
アクセシビリティ
- ページ中の移動にカーソルを使用する (キャレットブラウズモード): このオプション設定 を有効にすると、ウェブページ中を移動可能なカーソルが表示され、キーボードでテキストを選択できるようになります。このモードは、キャレットブラウジングとして知られ、F7 を押してモードの有効/無効を切り換えることができます。
- キー入力時に検索を開始する: このオプション設定 を有効にすると、検索する文字列の入力と同時に現在のウェブページ内を逐次検索します。入力した文字列をページ内で検索している間、検索した文字列についての情報を表示する検索ツールバーが自動的に ウィンドウウインドウ 下部に表示されます。
- ウェブページが自動的に転送や再読み込みさせようとしたときに警告する: このオプション設定 を有効にすると、ウェブサイトによる他のページへの転送や自動的な再読み込みを防ぎます。
ブラウズ
- 自動スクロール機能を使用する: 自動スクロールは、マウスの中央ボタン (通常はスクロールホイール) を押したままマウスを上下に移動させるだけでページをスクロールできる便利な機能です。この機能を迷惑に感じる方は、このオプション設定 で自動スクロールを無効にしてください。
- スムーズスクロール機能を使用する: スムーズスクロールは、とても長いページを読むときにとても役に立ちます。通常は Page Down キーを押すと同時に 1 ページ下を表示します。スムーズスクロールでは、より滑らかに下へスクロールします。スクロールした量を確かめることができるため、前に読んでいた個所から容易に続けて読むことができます。
- ハードウェアアクセラレーション機能を使用する (可能な場合): Firefox は、動画やアニメーションなどのページを表示するために、コンピューターに搭載されたグラフィックカードの処理装置を利用することができます。この種類のデータの表示は、コンピューターのメインの処理装置よりもグラフィックカードの処理装置のほうが高速に処理できるため、この機能を有効にすることにより、Firefox の動作が速くなります。このオプション設定
は既定デフォルト
でチェックが入っていますが、すべてのグラフィックカードで利用できる機能ではありません。機能が利用可能な場合に有効になります。詳しくは、ハードウェアアクセラレーションについて のブログ記事 (英語) を参照してください。この設定を変更した場合は、Firefox を再起動する必要があります。Firefox を再起動するには:
- Firefox メニュー をクリックし、 を選択します。画面上部の Firefox メニューをクリックし、 を選択します。Firefox メニュー をクリックし、 を選択します。
- Firefox を再び起動してください。
- 自動スペルチェック機能を使用する: この設定を有効にした場合、ウェブフォームに入力した単語の綴りを 自動的にチェック し、修正候補を提供します。日本語版にはスペルチェックのための辞書が同梱されていないため、この機能を使用するには辞書をダウンロードする必要があります。任意のテキストフィールド上で右クリック Ctrl を押しながらクリックし、 メニューを選択して辞書をダウンロードしてください。さらに辞書を追加するには、同様にコンテキストメニューの にチェックを入れてスペルチェックを有効にし、コンテキストメニューに追加される サブメニューの を選択して辞書をダウンロードしてください。
データの選択タブ
- Firefox ヘルスレポートを有効にする: Firefox ヘルスレポート は、ブラウザーのパフォーマンスと健康状態についての経過情報を提供します。Mozilla はこのデータを、有意義な実例とヒントを提供するために利用します。この設定はこのテンプレート "default" は存在しないか承認されていません。で有効になっています。また、Mozilla は、ユーザーにとって Firefox をより良いものにするため、すべての人に共有されたデータを集計しています。
- 追加データを共有する (パフォーマンス情報など): この設定を有効にすると、Firefox の実際のパフォーマンスについての匿名データ (詳細情報) が Mozilla に送信されます。この情報は、Firefox をより良いものにするために使用されます。
- クラッシュレポートの送信を有効にする: Firefox がクラッシュすると、Mozilla クラッシュレポータ が現れ、クラッシュしたことを Mozilla に報告できます。このオプションにチェックを入れると、クラッシュレポータウィンドウの オプションにもチェックが入ります。
- Firefox にあなたに代わって未送信のクラッシュレポートを送信するのを許可する: Firefox がクラッシュすると Mozilla クラッシュレポータ が現れ、クラッシュしたことを Mozilla に報告できます。場合により、送信されていないクラッシュレポートがあります。この設定を有効にすると、Firefox は、自動的に未送信のレポートを Mozilla に送信します。
ネットワークタブ
接続
あなたが所属する組織やインターネットサービスプロバイダーは、プロキシを提供しているか、プロキシを使用する必要があるかもしれません。プロキシはあなたのコンピューターとインターネットの仲介として動作します。プロキシはパフォーマンスの向上や要求処理、コンピューターをインターネットから隠蔽して安全性を向上させるために使用されます。また、企業のファイアウォールの一部としても使用されます。プロキシを使用した Firefox の接続設定変更についての情報は、Firefox の接続設定 の記事をご覧ください。
キャッシュされたウェブページ
一度表示したページは、次回同じページを開いた時にすばやく表示できるようにするため、特別なキャッシュフォルダに格納されます。ここで、キャッシュに使用できるサイズを指定できます。また、コンテンツのキャッシュをすぐに消去できます。
- : 現在のキャッシュを今すぐに消去し、キャッシュに使用されていたディスク領域を開放します。
- キャッシュサイズを制限する: このオプションにチェックを入れると、キャッシュの最大サイズをメガバイト単位で指定できます。
オフラインウェブページとユーザデータ
- : ウェブサイトにより保存されたオフライン時に使用するためのデータを今すぐに消去します。
- Web サイトがオフライン作業用データの保存を求めてきたときに知らせる: インターネットへ接続されていない時に使用される必要なデータの格納をウェブサイトに許可します。オフライン作業用データの保存をブロックしているウェブサイトを許可したいときは、 ボタンをクリックしてください。リストから許可したいウェブサイトを選択し、 ボタンをクリックします。すべてのウェブサイトをリストから削除したいときは、 ボタンをクリックします。
更新タブ
Firefox の更新
- 自動的に更新をインストールする (推奨: セキュリティ向上): 見つかった更新を自動的にダウンロードしてインストールします。
- 更新によりアドオンが無効化される場合は警告する: 更新によりインストールされたアドオンが無効化されるときに確認したい場合は、このオプションにチェックを入れてください。
- 更新の確認は行うが、インストールするかどうかを選択する: 更新をダウンロードしてインストールするか確認するダイアログが表示されます。ここで更新しない場合は後でダウンロードすることもできます。
- 更新の確認は行わない (非推奨: セキュリティリスク): 更新の確認を行いません。 警告: Firefox のチェックを外すと、緊急のセキュリティアップデートも受け取らなくなります。手動で頻繁に更新確認しない限り、オンラインでの安全が保てなくなります。
- ダウンロードとインストールの更新履歴を見るには、 ボタンをクリックします。
- 更新のインストールにバックグラウンドサービスを使用する: Firefox は更新をインストールするときに、Mozilla Maintenance Service を利用します。これにより Windows 7 および Vista で、ユーザー アカウント制御のダイアログを通して Firefox があなたのコンピューターに変更を加える許可を得る必要がなくなります。
注記: 管理者権限のあるアカウントか、Firefox をインストールしたユーザのアカウントで Firefox を起動している必要があります。
次のソフトウェアを自動的に更新する
- 検索エンジン: インストールされた検索エンジンの更新を自動的に受け取ります。
注記: Linux の パッケージ管理システム で更新が制御されている場合、Firefox の更新オプションは意味をなさないでしょう。
Firefox の更新
- 自動的に更新をインストールする (推奨: セキュリティ向上): 見つかった更新を自動的にダウンロードしてインストールします。
- 更新によりアドオンが無効化される場合は警告する: 更新によりインストールされたアドオンが無効化されるときに確認したい場合は、このオプションにチェックを入れてください。
- 更新の確認は行うが、インストールするかどうかを選択する: 更新をダウンロードしてインストールするか確認するダイアログが表示されます。ここで更新しない場合は後でダウンロードすることもできます。
- 更新の確認は行わない (非推奨: セキュリティリスク): 更新の確認を行いません。警告: Firefox のチェックを外すと、緊急のセキュリティアップデートも受け取らなくなります。手動で頻繁に更新確認しない限り、オンラインでの安全が保てなくなります。
- ダウンロードとインストールの更新履歴を見るには、 ボタンをクリックします。
注記: admin アカウントか、Firefox をインストールしたユーザーのアカウントで Firefox を起動している必要があります。
注記: root アカウントか、Firefox をインストールしたユーザーのアカウントで Firefox を起動している必要があります。
次のソフトウェアを自動的に更新する
- 検索エンジン: インストールされた検索エンジンの更新を自動的に受け取ります。
証明書タブ
証明書 によって安全なサイトへの接続の暗号化と復号が行われます。
- サーバーが個人証明書を要求したとき: 一部のサーバーは独自の証明書の審査を要求します。そのため、Firefox が証明書を生成するかどうかを尋ねます。後でそのサイトを訪れた場合、どの証明書を使用するか尋ねられます。Firefox に証明書を自動的に選んでほしいときは 自動的に選択する オプション設定
を選択してください。注記: 個人証明書には、あなたの名前や住所などの個人を識別できる情報を含むことができます。自動的に選択する オプション設定 を選択すると、代わりにプライバシーを侵害されるおそれがあります。この設定にした場合、ウェブサイトがあなたの個人証明書を要求しても警告されず、あなたの個人情報にアクセスできる相手を制限できなくなる可能性があります。
- OCSP レスポンダに問い合わせてデジタル証明書の有効性をリアルタイムに確認する: 証明書が有効かどうかを Firefox が OCSP (オンライン証明書状態プロトコル) サーバーに問い合わせて確認します。既定の設定では、証明書に OCSP サーバーの記載があれば、その証明書が検証されます。この設定を変更する必要があるのは、ご利用のインターネット環境が必要とする場合のみでしょう。
- : 保存された証明書の表示、新しい証明書のインポート、古い証明書のバックアップや削除をするにはこのボタンをクリックしてください。
- : セキュリティデバイスは接続の暗号化と復号、証明書とパスワードを保存します。Firefox のものではないセキュリティデバイスを使用する必要があるときは ボタンをクリックしてください。