Firefox のアドレスバーは、訪問中のウェブページの URL (ウェブアドレス) を表示します。このフィールドに URL や検索語句を入力してすると、Firefox は訪れたことのあるページを覚えて、ブックマーク、タグ付け、訪問したページ、タブで開いているページなどをアドレスバーのドロップダウンにページの候補を表示します。この記事では、アドレスバーの自動補完についての詳しい動作を説明します。
目次
自動補完リストを使用するには?
アドレスバーに入力を始めるだけです。入力の下にブラウジング履歴、ブックマーク、タブがリストで候補に表示されます。(アドレスバーを (入力する代わりに) クリックした場合、よく訪れるサイトとピン留めされたサイト のドロップダウンリストが表示されます。)
アドレスバーに入力したときの自動補完ドロップダウンには以下のものが含まれます。これらは Firefox Suggest のラベルの下に表示されます (Firefox Suggest の設定を変更する方法 をご覧ください)。
- ブラウジング履歴に保存されたページタイトルとウェブアドレス
- ブックマークに保存されたページタイトルとウェブアドレス、タグ名
- 他のタブで現在開いているページ (タブを表示 のセクションをご覧ください)
- 他の端末と 同期されたタブ
青い星
アイコンは、ブックマークに一致したことを示します;「Switch to Tab」というテキストが開いているタブを示します。訪れたいページを見つけたらその項目をクリックするか、キーボードの上下矢印キーでその項目をハイライトし、EnterReturn キーを押してください。
アイコンでマークされます。検索履歴からの候補は、時計の
アイコンでマークされます。詳しくは、Firefox の検索候補の表示機能 をご覧ください。アドレスバーの自動補完は、ブラウジングの行動に基づいて調整されます。ページを訪れる頻度や最近訪れたか、また文字や単語を入力してどの検索結果をクリックしたかのようなものです。この方法により、1 文字入力しただけでいつも訪れるページが自動補完リストの最初に現れるようになります。
URL 自動補完
以前訪れたページを自動補完するドロップダウンリストに加え、アドレスバー内の URL も補完されます。例えば、"support.mozilla.org" のウェブページを過去に訪問したことがあれば、"suppo" と入力すると、"rt.mozilla.org/" が自動的に追加され、アドレスが補完されます。EnterReturn キーを押すと、そのアドレスに直接アクセスできます。
タブを表示
アドレスバーでは開いているタブも検索し、検索結果には Switch to Tab という文字列がついています。これらの項目を選択すると、そのウェブサイトを重複して開くのではなく、すでに開いているタブへ切り替えます。
最適な検索結果を得る方法
- 以前開いたことがあるウェブページを再び訪れたい場合は、そのページのウェブアドレスかタイトルの一部を入力します。自動補完リストをスクロールしてページを探してください (訪れたいサイトが表示されなければ、別の文字を入力してください)。選択したページを開くには EnterReturn キーを押してください。Firefox はエントリーと選択した結果の組み合わせをより優先するようになります。
- 履歴を削除しないでください。履歴は、自動補完のために最も豊富なタイトルとウェブアドレスの組み合わせの情報源です。最近の履歴を消去... は候補から履歴のエントリを削除します。
- よく使うページは、ブックマークしてタグをつけてください。アドレスバーはブックマークの名前や関連するタグにもヒットします。Firefox でのブックマークの詳しい使い方は Firefox のブックマーク機能 をご覧ください。簡単に入力できるタグをつけることで、自動補完リストを進化させることができます。
アドレスバーの検索結果を調整する方法
アドレスバーの設定を変更する
アドレスバーの自動補完機能をオフにしたり、自動補完を特定の結果に制限するには:
- 画面上部のメニューバーで をクリックし、 または を選択します。項目名は macOS のバージョンに依存します。メニューボタン
をクリックし、 を選択します。
- 左側の パネルを選択します。
- アドレスバー セクションの下で、以下のいずれかを選択または選択解除してください:注記: 米国のユーザーには アドレスバー — Firefox Suggest セクションが表示されます。詳しくは、Firefox Suggest の設定を変更する方法 をご覧ください。
- ブラウジング履歴: アドレスバーの自動補完リストに履歴を含めます。
- ブックマーク: アドレスバーの自動補完リストにブックマークを含めます。
- 開いているタブ: アドレスバーの自動補完リストに他のタブで開いているページを含めます。
- ショートカット: アドレスバーをクリックするとよく訪問するサイト (新しい新規タブページの設定 で有効化されている場合) を候補に表示します。
- 検索エンジン: 検索エンジンでの検索結果を含めます。
検索エンジンの検索候補の設定を変更: このリンクをクリックして 検索 設定パネルを開くと、検索履歴からの候補を含む、検索エンジンの検索候補の設定を変更できます。詳しくは、Firefox で既定の検索の設定を変更する をご覧ください。
自動補完の結果を削除する
自動補完リストから特定の項目を削除するには、エントリーの横にある 3 つのドットのボタン
をクリックし、メニューから を選択します。
キーボードを使用して、自動補完リストから特定の項目を削除することもできます。これは、閲覧履歴と検索履歴の両方のエントリーに対して機能します。
- Firefox がドロップダウンに項目を表示するのに十分なテキストを入力またはペーストします。
- キーボードの ↓ キーを押して項目をハイライトします。
- Shift を押しながら Delete キーを押します。
その場で結果を変更する
既定では、アドレスバーに検索語句を入力すると、その下に、既定の検索エンジンからの検索候補と、すべての検索語句がタイトル、タグ、またはウェブアドレス (URL) の一部に含まれているページ (ブックマーク、履歴、開いているタブ) が表示されます。
ブックマークや開いているタブなど、特定の種類の結果を探している場合、アドレスバーにスペースで区切って特別な文字を入力することで、検索プロセスを高速化できます:
- ^ を追加すると、閲覧履歴内の一致のみが表示されます。
- * を追加すると、ブックマーク内の一致のみが表示されます。
- + を追加すると、タグ付けしたブックマーク内の一致のみが表示されます。
- % を追加すると、現在開いているタブ内の一致のみが表示されます。
- # を追加すると、すべての検索語句がタイトルまたはタグの一部である一致のみが表示されます。
- $ を追加すると、すべての検索語句がウェブアドレス (URL) の一部である一致のみが表示されます。URL 内の “https://” や “http://” は無視されますが、“file:///” は無視されません。
- ? を追加すると、検索候補のみが表示されます。
例えば、「Mozilla Firefox Support」という名前のブックマークされたページを探すときに、「mozilla」と入力するとします。自動補完の結果が表示されますが、目的のページではないかもしれません。
検索文字列を「mozilla *」や「* mozilla」と入力すると、候補をブックマークのみに絞り込むことができます。