混在コンテンツのブロック
リビジョン情報
- リビジョン ID: 134458
- 作成日:
- 作成者: dskmori
- コメント: update; drop elder version support.
- 査読日: はい
- 査読日:
- 査読者: dskmori
- 承認済み はい
- 現在のリビジョン? いいえ
- 翻訳準備中: いいえ
リビジョンのソース
リビジョンの内容
Firefox は、安全に見えるウェブページ上の潜在的に有害で安全でないコンテンツをブロックすることにより、ユーザーを攻撃から保護します。この記事の続きを読んで混在コンテンツについて学び、それがブロックされたとき、Firefox がどのように知らせるかを学んでください。
HTTP は、ウェブサーバーからブラウザーへ情報を転送するシステムです。HTTP は安全ではなく、HTTP プロトコルで配信されているページを訪れた場合、そのサイトとの接続は盗聴や 攻撃 に対して開放されています。ほとんどのウェブサイトは、HTTP 経由で配信されていますが、取り扱いに注意が必要な情報を渡したり扱ったりすることがないため、安全な接続をする必要がありません。
銀行のサイトなど、ページ全体が HTTPS プロトコルで配信されているウェブサイトを訪れた場合、アドレスバーに 緑色の錠前錠前
アイコンが表示されます (詳しくは、ウェブサイトへの接続が安全か確認するには をご覧ください)。そのサイトとの接続は、認証を受けて暗号化されているため、盗聴と中間者攻撃の両方から守られています。
しかしながら、訪れた HTTPS のページに HTTP で配信されたコンテンツが含まれている場合、メインのページが HTTPS で配信されていても、それに含まれる HTTP のコンテンツは攻撃者に読まれたり変更されたりする恐れがあります。私たちは、HTTPS のページに含まれる HTTP で配信されたコンテンツを「混在コンテンツ」(mixed content) と呼びます。訪れたページの一部分だけが暗号化されていると安全な接続であるように表示されますが、実際はそうではありません。混在コンテンツ (アクティブおよびパッシブ) についての詳しい情報は、こちらのブログ記事 をご覧ください。
ページに混在コンテンツが含まれていることを知るには?
アドレスバー内のアイコンを見て、ページに混在コンテンツが含まれていないか確かめてください。
混在コンテンツなし: 安全です
: 安全なページの場合、緑色の錠前アイコンが表示されます。
混在コンテンツをブロックしました: 安全です
: Firefox がページ上の安全でない要素をブロックした場合、緑色の錠前アイコンに灰色の警告アイコンが付きます。これは、ページの今の状態は安全であることを意味します。アイコンをクリックして コントロールセンター を開き、このページのセキュリティの詳細を表示してください。
混在コンテンツはブロックされていません: 安全ではありません
: 赤線が引かれた錠前アイコンが表示されている場合、Firefox は安全でない要素をブロックしておらず、盗聴や攻撃に対して無防備であり、あなたの個人データはサイトから盗まれる可能性があります。次のセクションで説明する混在コンテンツのブロック解除をしない限り、このアイコンが表示されることはないでしょう。
: 灰色の錠前アイコンにオレンジ色の警告アイコンが付く場合、Firefox は安全でないパッシブコンテンツをブロックしていません。攻撃者はページの一部を改変することが可能です。たとえば、誤解させるコンテンツや不適切なコンテンツを表示することはできますが、攻撃者がユーザーの個人データをサイトから盗むことはできません。
混在コンテンツのブロックを解除する
安全でない要素のブロックを解除することは避けるべきですが、必要であれば可能です:
- アドレスバー内の錠前アイコンをクリックします。
- コントロールセンターの右矢印をクリックします。
保護を有効にするには、上記の手順を繰り返し、
をクリックしてください。