テレメトリーの目的
ユーザーが心から楽しみ、信頼してくれる製品を作ることは困難であり、その過程で多くの決断を伴います。テレメトリーは、人々が実際にどのように Thunderbird を使用しているかを理解するのに役立ちます。そのため、大きな変更を加えた後まで待つことなく、それがユーザーのニーズを満たしているかどうかを確認できます。また、特定の製品ビジョンと完全に一致しないという理由だけで、多くのユーザーが依存している機能を削除してしまうことを避けるのにも役立ちます。
テレメトリーデータが効果的であるためには、私たちのユーザーベース全体を代表するものでなければなりません。あまりにも多くの人がオプトアウトすると、不完全な全体像に基づいて意思決定を行うリスクが生じ、ユーザーが必要としたり望んだりすることを反映しない変更につながる可能性があります。
テレメトリーをオプトインすることで、あなたは Thunderbird が人々の生活にどのように適合しているかをリアルタイムで把握する手助けをすることになります。これは、私たちが思慮深い改善を行い、更新の優先順位をより適切に決定できることを意味します。
対話データと技術データとは?
Telemetry データは対話データと技術データの 2 つのデータで構成されます。
対話データ は、メールアカウントをいくつ使っているか、ある機能を (どのように) 使っているか、どのくらいの頻度で Android 版 Thunderbird を起動するかのような、あなたと Android 版 Thunderbird のやり取りに関する情報です。
技術データ は、バージョンや言語、端末の OS やハードウェア構成、メモリ、クラッシュやエラーに関する基本的な情報が含まれます。送信時には、あなたの IP アドレスがサーバーログの一部として一時的に収集されます。
私たちは既定で最大 400 日間情報を保持します。収集するデータ量を制限するために、特定のプローブの収集期間を短縮したり、短期間のみ収集したりする場合もあります。
特定のプローブに関する追加情報は、ユーザーに公開されている私たちの プローブ辞書 で入手できます。私たちのデータ収集に関する公式な情報は Thunderbird プライバシー通知 で入手できます。
テレメトリーデータに関する選択を行うには?
Thunderbird を初めてインストールする際に、テレメトリーを有効にして私たちのミッションをサポートするようお願いしています。もしテレメトリーを無効にすることに決めていたものの、この記事を読んで考えが変わった場合は、いつでもアプリケーションの設定で有効にできます。
設定でテレメトリーデータの送信を無効にした場合、私たちはこれを以前に収集したすべてのデータを削除する要求としても扱います。データはテレメトリーを無効にしてから 30 日以内に削除されます。テレメトリーを再度有効にすると、以前のデータに接続できないように新しい識別子が生成されます。