この記事は、Firefox 利用規約 についてよくある質問に答えます。
目次
Firefox はオープンソースソフトウェアです。なぜ利用規約が必要なのですか?なぜ今必要なのですか?
Firefox は、Mozilla Public License に基づいて常にオープンソースであり続けます。
多くのモダンなソフトウェアやサービスには、利用規約があります。これまでは、簡潔な通知 (以前の about:rights) に依存していましたが、以下の理由により公式化しました:
- 内容が Firefox のようなモダンブラウザーに対して十分に包括的でありませんでした。
- 今日の法律はソフトウェア提供者に、一見明白な事項も含め、より詳細な説明を求めるようになっています。
- ユーザーへの約束を文書化することは、暗黙的にするよりも透明性が高いです。
Firefox の動作に関する変更点はありません。
利用規約を受け入れた場合、何が変わりますか?
何も変わりません。利用規約 は単に Mozilla とユーザー間の説明を明確に言語で説明しただけで、簡単にアクセスと理解ができます。
データはユーザーのものであり、Firefox はこれまで通り動作します。ユーザーがオンラインで何をするかは Mozilla には関係ありません。
Mozilla が収集するデータは何ですか?また、なぜ収集するのですか?
プライバシーに対するビジョン の一部として、Firefox を非常に高い水準でユーザーのデータ取り扱うようにしています。端的に言うと、Mozilla でさえもユーザーがオンラインでの行動を学習しないように Firefox は 設計されています。
私たちの言葉を鵜呑みにする必要はありません。Firefox はオープンに開発されているため、Firefox の開発時にエンジニアが従うルールを確認 でき、ソースコードをチェックしてその遵守状況を確認できます。
Firefox が Mozilla に送信するデータは、すべて プライバシー通知 に記載されており、また、その使用方法と理由についても説明しています。従来通り、ユーザーは自身のデータを管理でき、Firefox の設定でデータを使用する機能を自由に設定できます。
利用規約はプライバシー通知で既に指定された内容を超えてデータを使用する権限を Mozilla に付与しますか?
いいえ。利用規約 は、ユーザーのデータに対して Mozilla にいかなる新しい権限を与えません。
以前は、利用規約には混乱を招く定型的なライセンス条項が含まれていました。フィードバックを受け、改めて検討した結果、Firefox をユーザーに代わって運用するために必要な限定的な許可は、プライバシー通知 で十分にカバーされていると判断しました。そのため、当該条項は削除されました。
ユーザーのデータは、ユーザーのものであり、ユーザーがどのように使用するか完全にコントロールできます。
Mozilla は、ブラウジング履歴を追跡しますか?
いいえ。ブラウジング履歴は個人のものであり、Firefox は個人情報を保護するように設計されています。
ユーザーの機密データを収集して保存する他のブラウザーと違い、Mozilla でさえユーザーが訪問したウェブサイトや何をしたのかを知ることができない 原則 に従って Firefox は ビルドされています。
例えば、ブラウジング履歴やブックマークを同期したとき、Firefox は Mozilla のサーバーにデータを送信するため、シームレスにデバイス間でアクセスできます。しかしながら、データがデバイスから離れる前にエンドツーエンドの暗号化するため、ユーザーが訪問したサイトを見ることができません。
Firefox が自分のデータをどのように使用するか制御する方法は?
Firefox は、データはユーザーの管理下にあるべきという 原則 に従ってビルドされています。Firefox は既定で最高級のプライバシーとセキュリティ保護を持った設計をされています。
データ設定を管理する方法についての順を追った手順は以下をご覧ください:
ユーザーのデータがどのように使用され、なぜ使用されているかについての詳しい情報は、 プライバシー通知 で確認できます。