Mozilla は、一部ユーザーから macOS 15 (Sequoia) のファイアウォールで、システムアップグレード後に Firefox がブロックされる問題が発生しているという報告を受けています。この問題は、アップグレード前に macOS のファイアウォール機能を有効にしていた一部のユーザーで発生しているようです。
何が起きている?
macOS 15 (Sequoia) にアップグレードした後、一部のユーザーは、ファイアウォールが自動的に Firefox をブロックし、ブラウザーがインターネットにアクセスできないことに気付きました。この問題は、アップグレード前にファイアウォールを有効にしていた一部のユーザーで確認されています。ファイアウォール ルールは Firefox を自動的にブロックし、ユーザーは Apple メニューのシステム設定 からこれらのルールを手動で削除できません。他のアプリケーションでも同様の問題が報告されているため、この問題は Firefox に限ったことではないようです。
現在の状況
Mozilla は原因を調査するため、この問題を Apple に報告しましたが、原因がまだわかっていません。根本原因を検証できないため、Mozilla は現時点で具体的な回避策を推奨することはできません。この問題は現在調査中であり、Mozilla は影響を受けたユーザーからの報告を積極的に監視しています。
ユーザーは何ができますか?
Mozilla は引き続きこの問題を調査中ですが、問題がは発生したユーザーには状況を共有していただくようお願いしています。皆さんの情報は、問題の範囲をより深く理解するのに役立ちます。ログや追加データを収集することに抵抗がない場合は、Bug 1919173 にコメントしてご協力ください。
一部のユーザーは、ファイアウォールを無効にしたり、ファイアウォール ブロックをバイパスする特定のコマンドを実行したりするなど、一時的な解決策 を見つけましたが、根本原因が検証されていないため、Mozilla はこれらの回避策を公式に支持することはできません。
その他のファイアウォール関連の問題の報告
macOS 15 のファイアウォールの問題の影響を受けるソフトウェアは Firefox だけではないようです。他のアプリケーションでも同様の問題が報告されており、Sequoia のアップグレードによってファイアウォールに幅広い問題がもたらされた可能性があります。Mozilla はこれらの状況を注意深く監視しています。